設立を専門家に頼むメリットとは?

2017年 12月18日

会社の設立手続きはお一人で全て行うことは可能です。
しかし、実際には手続きを代行してもらっていることが少なくありません。
自分でも出来る手続きを代行してもらうということは、それだけのメリットが存在するからです。
今回は、会社の設立を代行してもらうメリットをご紹介します。

事業の準備に時間をかけることができる(時間)

法人を設立する際、様々な書類を作成し、公証役場や法務局で手続きをするなど、かなりの時間がかかります。
また、設立手続きと並行して事業の準備も行わなければいけませんので、大きな負担となります。
そこで、代行してもらうことによって事業の準備に集中でき、開業後スムーズに事業を展開することができます。

定款認証手数料が抑えられる(コスト)

代行してもらうと定款の電子認証を行うことで多く、その場合、定款認証手数料の4万円が免除されます。
ご自身で電子認証を行うことも可能ですが、一度きりの設立のために時間をかけて機材を準備する手間を考えると代行してもらった方が早くて、楽で、確実かと思います。

設立や開業準備、その後の経営に対するアドバイスを受けることができる(情報)

会社の設立時点で決めるべき内容をどうするかによって融資や税金の面で有利・不利になることがあります。
これは、知識がないと難しいので代行してもらうことで様々なアドバイスを受けることができます。
また、はじめて会社を経営するとなると悩みがつきません。
不安や困りごとも多くあります。代行してもらうと設立の手続きだけでなく、その不安や困りごとにアドバイスを受けることもできます。

助成金や融資を受けることができる(資金)

国や地方公共団体、金融機関には法人の設立や開業に対する助成金や融資があります。
法人設立を代行するプロは助成金や融資に対する知識も豊富で、助成金や融資を受けるためのポイントも熟知しています。
特に開業時には資金が必要なため、助成金や融資を受けることができれば開業時のスタートアップが楽になるでしょう。

注意:代行してくれるといっても
代行してくるのはあくまで書類の作成や書類の提出手続きです。定款の記載内容(資本金、事業年度、役員の人数など)は最終的にご自身で責任をもって決めなければなりません。待っていれば勝手に会社が出来上がるわけではありません。これは、ご自身の会社ですので当然ですね。

まとめ

以上のとおり、会社の設立をプロに代行するメリットは数多くあります。
やはり設立段階では、事業の準備に力を注ぐのが一番です。
そのため、設立手続きは代行してもらうことで空いた時間を準備に充てるのが良いでしょう。
より早く事業を軌道に乗せるためにも、会社の設立を代行してもらうことを検討されてはいかがでしょう。

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