2021年 02月11日
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就職、結婚、定年……人生にはいろいろな出来事がありますが、良いことばかりでなく思わぬアクシデントに遭遇することもあります。年金は人生の転機と大きく関わっています。山あり谷ありの人生のモデルケースのライフステージを見てみましょう。
1. 20歳になると国民年金加入のお知らせが届きます。日本に住む20歳以上60歳未満の方は全員加入が原則とされています。第1号被保険者となります。
2. 就職して厚生年金保険に入る。高卒18歳で厚生年金保険適用事業所に就職すれば、加入します。大卒22歳以上で就職したときも同様です。第2号被保険者となります。
3. 海外留学や海外派遣
国民年金の加入者が海外留学中は任意加入となり、加入すれば保険料の納入が必要となります。企業から海外派遣などで勤務する場合は一時派遣であれば日本の年金制度のみ加入、長期は社会保障協定で決められている基準に従い相手国の年金に加入します。
妊娠・出産・育児休業期間は保険料免除制度があります。妻が退職し専業主婦となった場合は第3号被保険者となり夫の勤務する会社を通して手続きします。再就職しても年収130万円未満であれば保険料はかかりません。
夫婦とも第1号被保険者(60歳未満)。市区町村役場で手続きをする。
母子に遺族厚生年金、遺族基礎年金が受給できます(遺族基礎年金は子は18歳の年度末まで)。
子は20歳で国民年金に加入。万が一の交通事故などで後遺症が残ったときは障害基礎年金が受けられます。
老齢年金を受給できる年齢になったら年金の請求手続きをします。働いているうちは給与に応じて年金額が減額されます。老齢年金と遺族年金の選択も必要です。65歳にはもう一度、老齢年金の請求書が来るので提出します。